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ぶっこみりこちゃん

乙女ゲームのネタバレ感想

カヌチの汚名を晴らすためにレンドフルールをプレイしてみた

 

カヌチの宣伝ブログではありませんが、いつかカヌチについて語る記事も書けたらいいですね。
 
さて、乙女ゲーム力を取り戻そうとしていたある日のこと、見逃せないツイートを発見。
 
どうやら発売したてのレンドフルールなる乙女ゲームが、カヌチのようだと。
こんなに地雷と騒がれるのはカヌチ以来ではないか?
乙女ゲームなのに恋愛してない!
 
と いうカヌチとレンドフルールを比較したツイートがやってきた。
 
カヌチューの私、驚く。
カヌチより恋愛できないゲームがあるのか?!
 
私の中で圧倒的 愛すべきクソゲーに輝く断罪のマリアも、カヌチには勝てなかった。
カヌチのようにプレイ時間が100時間超えても、攻略対象含めたみんなでご飯を食べて終わるキャラや、妻がいたオッサンがヒロインを散々ないがしろにしたくせに彼女に関わると地位と権利が得られるという理由で息子の恋路を邪魔する、という謎の鍛治ゲームには勝てなかった。
 
私は生涯カヌチが恋愛できないゲーム ナンバーワンに君臨し続けると思っていたので、このツイートを見てどんなゲームか確認もせずに購入。
 
カヌチの王者っぷりを証明してやろうという気持ちもあったけど、それ以上に恋愛できないゲームをプレイしたかった。
薄々感じているけど、恋愛できないゲームが私は好きなんだ・・・。
 
と、前振りが長く(しかもいつものようにカヌチのことしか話してない)なったけど本題に入ります。
 
ネタバレ含むよ。
 
結論から言うと、恋愛めっちゃしてた!むしろ恋愛のことしか考えていなかった!
カヌチ贔屓しているわけでなく、どちらのほうがいい、とかそういうもの抜きで本当に素直な気持ちでなぜカヌチと比較されたかがわからない。
地雷という意味なのかな・・・とりあえず恋愛してました。
 
私にとっては何も生まなかった、いわゆる無ゲーだったので、好きな人は読まないほうがいいかもしれない。
 
あらすじを簡単に説明すると、
地上は天からの恵みがないとやばい。
ヒロイン、恵みを与える姫。天界の人。
恵みを与えるにはそれぞれの国の代表の地球人が必要で、その地球人が天界にいって、騎士として姫につかえるよーってはなし。
 
ヒロイン、生まれた頃からレーヌという役割を全うするためだけに生きてきた。
すごい意識高い
フェイスブックとかで意識高い系記事をシェアして、長文ポストするような人。
「あ、うん・・・頑張ってるんだね(こいつやべー)」ってソッと離れてもおかしくないのに、
なぜか騎士たち、まじで尊敬してるかんじする。やばい。
誰にも共感しないままストーリーがすすむ、つらい。
ちなみに共通ルートのギャグシーンは総じてつまらない。笑えない。寒い。
 
ラヴィールという、他のゲームだとミニゲームにあたるようなものがスーパダルい。
序盤はともかく後半の1番いいところでも遠慮なく軽快なファンファーレとともにミニゲームぶち込んできて、感動も萌えもあったもんじゃない。
特にオルフェの最後の生きるか死ぬかの深刻な場面のラヴィール絶対に許さない。物語に入り込めないよ!
 
このラヴィールが一言でいうと、ダンガンロンパ。ヒントを元に相手が言ったことに、それは違うよ!て反撃して納得させます。
ヒロインが論破すると、それだけで攻略対象はいつのまにかヒロインを好きになっている様子。
 
ヒロイン、特に何にもしてないけどまわりが勝手に「お前は一人で抱えこみすぎだ」「俺の前だけでは素直になれ」「君の負担が大きすぎるのが我慢できない!」「君は仕えるに値する人物だ」「僕のレーヌ」と言ってくれるから、
そりゃ自己評価も高くなるわけですね。
 
確かにヒロインに課せられているものは大きいけど、苦悩や葛藤のシナリオがないので、何にも感情移入ができない置いていきぼりの私。私は置いてかれたまま 攻略対象が、
ぽくたちのヒロインたんはかわいそなんだ!もっとぽくに頼れお!感情を抑えちゃうヒロインたん・・・かわいいヒロインたんを守るお!
とはっちゃけている姿にポカーンとしているところに、ヒロインが感情を抑えきれずに泣いたりするから、
あ、うん・・・おつかれ。
 
ここまでは許す。
細かい心理描写は想像で補ってヒロインのつらさを想像する。
ヒロインとシンクロできないのもまぁいい。
カヌチだって、カヤナにシンクロできるひとはいない。
言うたら、このヒロイン、カヤナみたいなもんで気高いんだと。
カヤナ、ダブルヒロインと言われていたが最後まで脇役のような潔さ。恋愛しない。審判の刻のためだけに生きてる。このヒロインもレーヌとしての使命を全うするためだけに生きているんだ!
 
でもレンドフルールのヒロインは違った。
 
ヒロインは所詮自称意識高い系だから、すぐに仕事というか世界、レーヌとしての使命を放棄する。
 
あるルートで彼女が言ったセリフが彼女の全てである。
 
わたしは身勝手な願いのために、完全なる私利私欲のためだけに、今、レーヌであることを捨てる。
 
全部これ。
 
最後の究極の選択で恋愛とるか世界とるか、ならまだしも。
 
序盤の誰のルートにも突入していない段階の1番始めの儀式で、
 
どの国を犠牲にしなくてはいけないか?(地球人かなり死ぬ)
というかなり重い題材を
 
「オルフェの悲しい顔を見たくない」
みたいな理由であっさり決めたりする。
 
やばい。
なんにも背負ってない。真剣に考えていない。レーヌ舐めてる。
でもその頃には攻略対象がもうヒロインのことが好き。
ぼくのヒロインたん!がとまらない。盛り上がる盛り上がる。
ヒロインたんのいうことは絶対信じてる!絶対忠誠!てなる。
ラヴィール2.3回して論破しただけで恋が始まり出してる。信頼度もMAX。
 
そんなわけで終始ヒロインの言動に理解ができないまま、攻略対象が異常に盛り上がっている。
ヒロインのそんな考え方を盲目に信じている攻略対象を好きになんてなれない。
騎士精神が間違った方向にはっちゃけている。
 
レオン愛情を初回にプレイしたのが間違いだったかもしれないけど、
レオンエンドが最も自分と彼さえよければどうでもいいだった。
 
救いのない世界だから、なにかを犠牲にして、というのはわかるけどなんのためらいもなく自分たちが幸せになる道を選んで、
今まで一緒にいた仲間に死ねっていう、ウケる。
恋愛できないって前評判だったから私は2人が犠牲になって世界を救うみたいな展開くると思ってた。
想像こえてくる。
 
その決断にするにあたって、真剣に悩んだかもしれないけど、いかんせんそんな描写がないから、よくわからん。
 
死ねって言われてるのに
仲間たちも、うん、君の命令は絶対だよ☆って笑顔で死んでく。やばい。
 
ギスラン愛情エンドも同様にこわい。
いろんなひと殺しまくって、ユベールも殺害。
ヒロイン、ギスランがユベール殺すとき私も付いてく!罪は一緒にかぶるよ!とそこで謎の責任感を出してくる。
罪をかぶるという悲劇のヒロイン材料に積極的に責任感出すなら、世界を救うための責任感をもっと持ってくれ、頼むわ。
 
仲間たちも、人殺ししたヒロインたちに対して、姫さま成長しましたネ♡ってニコニコしてる。
全員サイコパスかな?
 
そして、二人はウジウジしてる。
悲劇のヒーローとヒロインになりきって、自分たちの欲のために殺したひとたちを考えてひたすらウジウジ泣いてる。やばい。
まだ、イェーイ俺たち幸せ!!みんなの死のおかげで幸せです!って言ってくれた方がまし。
 
ギスラン愛情エンドに関しては、ウジウジしてる二人をサイコパスな仲間たちが、気にすんなー☆って励ましてる。
 
大変だ!
もはやただの悪口になってきた。
 
いいところ。
背景、スチル、声優。
とくにタカシコンドウ。
 
題材は結構好き。
どのルートも素材はいい。(えらそう)
悲恋も恋愛できないエンドも、救いにないストーリーもすき。
でも、なんか無理に鬱にしようとして、でも最後は2人をくっつけようとして、設定詰め込んでねじ込んでなんにも消化できないまま終わった感じがする。
ハッピー恋愛すきな層も、鬱やメリバがすきな層もこのゲームは違うと思う(えらそう)
 
ご都合主義も恋愛脳もいい。
だったらもっとみんなハッピーにしてほしいし、ヒロインも普通の女の子にして欲しかった。
(同じ恋愛脳でもノルンは誰も意識高くないし、普通の男女でただのあいのりだからいい)
鬱にするならもっと報われないでくれ。私はそちらだったら大好きだったかも。
 
世界のために自分を顧みないようなヒロインが好きだし、もしくは普通の女の子が好きだし、
攻略対象に見向きされなくてもあまり気にしないで鍛治に没頭するヒロインが好きだよ!
 
カヌチが恋愛できないゲームno.1を証明するためにレンドフルール買いましたが恋愛しかしてないゲームでしたので比べるべきポイントもありませんでした。(Q.E.D
 
おしまい。