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ぶっこみりこちゃん

乙女ゲームのネタバレ感想

密原


スイートクラウン、我慢できなくてコドリアコンプする前に開始しちゃった・・・♡
飽き性だからコンプなかなかできないゴミクズだけど、コドリアはちゃんとやるね。
なんせルパン最萌え候補だし、幸せなゲームだから・・・ちゃんと私も幸せになるよ。

でもやっぱり文句ない良作は私の心に爪あとを残してくれないのかもしれない。
ぶうたれながら底辺のテンションからの突如急上昇が1番盛り上がる。
そんなめんどくさい私のこころを叶えてくれるゲームはありませんか!?!?


そこでスイートクラウンー!


TAKUYOさんのテンションいいよね、他だとうまく調理できないストーリーや寒いギャグもTAKUYOさんだと面白い。
TAKUYOさんアンチっているのかな?昔から思ってるけど、TAKUYOさんって敵があんまりいないのに根強いファンがいるよね。
正反対にいるのがヴァンテだよね。あっ、でも華やかでファンがついたのかな?
デスコネまでのヴァンテってファンはほぼ皆無なのに、アンチが多かった。私はデスコネまでのヴァンテが好きだよ!!


スイクラさんまだ密原しかやってないんだけど、この密原ってやつが乙女ゲームによくいそうで、やっぱりいなくて、やっぱりいそうで、やっぱりこんなキャラはいない?
っていう微妙なバランスを保った男だった。


少なくともプレイしている私はフリーフォールのようだった。揺さぶりを絶妙にかけてきたよ。


では、ネタバレの密原だよ!


豹変することはなんとなくわかっていたので、豹変をいまかいまかと待っていたんだけど、6時間たってもヘラヘラした男だった。
しかも久瀬との喧嘩がくどくて長くて多くて、私はもう積みそうだった。
ゆとりド真ん中の私は、男の怒鳴り声に耐性はないし、ほとほと疲れて密原も久瀬もしばらくボイスOFFにするほどであった。

ヒロインがもうスイクラになるって言ってるんだし、別にこの子自己犠牲でもなんでもなくどうでもいいって本気で思っているし、
さっさとスイクラになって、男どもはさっさと帰れと真剣に願った。(もう乙女ゲームではない)

ルートに入ってからも密原はヘラヘラ男のまま。豹変って「ボク」と「俺」を使い分けるだけのささいな違いだろうか、、、と気持ちが萎れていった。
密原はことあるごとに、「男はこうであるべきだ」「女の子はこうだよね」というようなことを3分に1回くらいは言ってきたので、私の中でヘラヘラ男からモラハラ男に降格した。
つまり、密原に対して何の感情も抱かず、興味を一切持てないまま○ボタンを連打していた。
私の心の支えは日之世が密原含めた喧嘩男どもに辛辣な1言を投げたり、ヒロインが一切密原に興味を持っていないことだった。


密原のような自分語りをすると、このあたりのヒロインにシンクロが止まらなくて自分の根暗さや人への興味なさを突きつけられるようであった。
なぜ自分の根暗さや性格の悪さを乙女ゲームで再確認しなければならないのか、と密原とチューしながら思っていた。
ヒロインが密原に対して何の感情もないチューをしていたときに私もまた密原に一切興味がなかった。
謎のシンクロをヒロインと重ねた時にウマが密原に向かって「興味の欠片も持たれていない」と言った瞬間、心が弾んだ。

ショックを受ける密原に淡々と冷酷な現実を突きつけるヒロインに笑っていたら、突然密原がヘドバンをし始めた。
何を言っているかわからないと思うけど、私も意味がわからなかった。
SEが「ゴーンゴーンゴーン」とかなり大きな衝撃音で、それがまたかなり早いリズムで鳴り響き、ポカーンとしている私の前で密原は500回くらいヘドバンした。
明らかに死んだと思った。こんな自殺方法もあるんだ・・・と感心するほどだった。

だがしかし、密原のヘドバンは私の恋のジェットコースターが急降下する合図でもあった。
眠気は突然吹っ飛び、興味しかなくなった。それと同時に密原のスプーン(?)は赤く光り、最初から最後までヒロインと私は一体だった。
死神と少女でえんちゃんがヒロインに完全憑依していたが、TAKUYOさんはヒロイン憑依の呪詛でもゲーム内に仕込んでいるんだろうか。
100本以上プレイしているが、ヒロインにここまで憑依するのは初めてで自分の根暗さをまた知る。つらい。性格が悪い。

さて、ここからの密原。
小物感がすごい。女を落としてきたテクをひけらかすなんて、なんて恥ずかしい男なんだろう。
でもそれを自慢気にいう彼の姿を見て、みっともないなと思う以上に愛しさが湧き上がって止まらなくなった。
誰かと真剣に向き合ったことのない男の、表面上のテクなんてなんの財産でもなければ、自慢でもない。(と思うのは、もう自分が20台後半だからなのかもしれない)

でも彼は双子。
しかも、双子の弟に異常なまでの劣等感や執着心を持っている・・・!
こ、これは・・・前記事でも語った私の萌え属性まっしぐら。
(ちなみに密原は心に闇があるわんこ風ではあるが、私の好きな心に闇があるわんこたちは無邪気で、自分の闇に気づいていないのが前提なので、密原のようなものは当てはまらない)

誰からも見てもらえず、チヤホヤされることでしか自分の存在意義を確かめられない。
しかもそのために血の滲むような努力をする・・・なんだこの可哀想で愛しい生き物は。

密原はよくある豹変キャラかもしれないけど、どこかそこいらの豹変キャラとは違うのだ。
何がどう違うかはうまく言葉にできないんだけど、それでもやっぱり彼は違う。何か。
なんだろう。自分語りが多すぎて子供っぽく見えるからかな。
あと、そこいらの豹変キャラは密原みたいに、自分が幸せだと必死に言い聞かせてない気がする。

誰からも愛されているようで、孤独な密原。
自分は愛されているんだ、人気があるんだ、必要とされているんだ、と必死に鏡に向かって語りかけるそんな密原を愛しいと思わないはずがない。
そんな彼がヒロインに興味を持ってもらえず、ヘドバンをしたのもうなずける。

お前みたいなやつ初めてだよ、って基本的には嫌いだけどこのストーリーではイイ。
密原は、今まで現実世界で、無意識に自分をマンセーしてくれる人としか触れ合わなかったように見える。
ケイファと口論をして疲れる密原(ここらへんが愛しさの秘密)が、現実世界でヒロインや久瀬やケイファのような人間に近寄るはずがない。
彼は無意識に自分を好きと言ってくれる人を選別して接していたように思えるから。
だから、今まで本当に出会わなかったんだと思う。
ヒロインが特別なのではなく、ヒロインのような人はいるけど、密原が近づかなかっただけだと思うと、密原の弱さや気のちいささや傷つきたくない心が見えてきていよいよ密原が好きでたまらなくなった。

どうしようもなく浅い男で、小物で、男尊女卑だし、思い込みも強く、劣等感丸出しの恥ずかしい男。
でもだからこそ、ヒロイン含めて密原をどうしようもなく愛しいと思ってしまうんだろうと思いました!

おしまい。

密原は、愛しい。
豊永くん、よかったね!