ぶっこみりこちゃん

乙女ゲームのネタバレ感想

少年の初恋(ニルアド鵜飼)

鵜飼


僕様クソ坊ちゃんのテンプレを詰め込んでいる心の優しい繊細な男の子・鵜飼しょごたまを雉子谷と一緒にひっそり見守っていきたいね。


序盤はこんなかんじ。THE嫌味なクソぼっちゃま。

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うるさい!坊ちゃまて言うな!!!

でももらったお煎餅を文句いいながら食べるしアパートの住民として掃除もちゃんとする。レコードの防音もするかわいさ。

掃除してたことを褒められると、うるさい!僕は掃除なんてしてない!てキレます。


基本的にずーっとそんなかんじ。

ヒロインの何気ない言葉一つ一つに傷ついたり怒ったり、、まあ基本キレてた。しかも追いかけてくるな!!ってすぐどっかにいく。

些細なことでキレるから全く話にならない。いちいちかわいくていじらしくて愛しい。


でも心の優しい繊細なぼっちゃま。

稀ものの影響を受けた自殺未遂を起こしたんだけど、もともと本が大好きなのに本を見てはそのときのことに心を病めて本を燃やす。

本自体にイラついているというよりは、稀ものに影響を受けた自分の未熟さや、自分は負けないと思っただろうと思った傲慢さに傷ついていた。

鵜飼しょごたまはこうやって自分の弱さに自分で傷つく。人を傷つけるような言動をするけど、そのたびに1番傷ついてるのは鵜飼ちゃんなのだ。かわいそうだしもどかしいな!?

そんな鵜飼ちゃまがまたまた操られて、人を傷つける、自分自身を殺めようとした。

人を傷つけてしまったことに深く深く傷ついた鵜飼ちゃんが震えながら泣いてるのを見てわたしも号泣。こんな優しくていい子がなんでこんな目に合わなあかんのや!!!と震える。

 このルートを通して何度も鵜飼ちゃんは済まなかったていうんだけど(かわいい)このときの掠れた声のすまなかったは本当にグサグサ傷つきました。


自分の気持ちから逃げずにあえて吐き出したいとヒロインの前で心情を吐露する鵜飼ちゃん。聞いてくれ、頼むと懇願する鵜飼ちゃん。不器用な彼の精一杯なお願い。辛かった思いを全部吐き出してたら、そのまま逆ギレ告白シーンに突入。

この告白がほんとうにほんとうにほんとうによかったーーー!!!


ずっと居場所や価値が見つけられなくて、父親に捨てろと言われた優しさを捨てきれずにいる弱くて甘い自分。逃げ込んだ場所で出会ったツグミちゃん。


ずっとこれまでのことを語っていたのに

「なのに……お前が……っ」

「お前のせいで、僕は散々苦しんだ。

本当に…すべて…全部、お前のせいだ!お前が全部、悪……っ」

と切り出す鵜飼ちゃん。


「お前が楽しそうに掃除なんてするから悪い」

「お前が楽しそうに料理してるのも悪い」

「お前が綺麗な声で歌うのも悪い」

「お前が美味しそうにミルクセーキを飲むのも悪いし、あんなドレスが似合うのも悪い」

「ビーフシチューなんて作るのも悪い」

「肌が白…いやこれはなんでもない」

「…馬鹿だろう、お前」

「何が…何が、僕を守りたい、だ」

「そんなの…普通は男が言うことだろう」

「お前はどこまで優しくて、どこまで僕を甘やかすつもりなんだ」

「どこまで…いったいどこまで…」

「どこまで…この僕に…お前のことを好きにさせれば気がすむんだ…っ」

「…くそっ…」


こんな愛しい告白があるんだろうか!!!!?????!!!??

木村くんの演技も素晴らしいどころではなかったし、BGMと鵜飼ちゃんの勢いに圧倒されて涙ドバドバだったんだけど?!!?!!!

若さに溢れる未熟な鵜飼ちゃんらしい告白でまっすぐな言葉で一つ一つが眩しかった。

鵜飼ちゃんにとって華族のツグミちゃんは同じ立場であり、自分には思いつかなかったことを当たり前にする手の届かない存在だったんだろう。


そして一度死んだも同然だ!言いたいことは言ってやる!!!といきなり開きなおる鵜飼ちゃんww

お前のことが好きだ!とここから好きだの嵐。もう〜〜〜すごく、若い!

勢いがすごい!若い!若い!フレッシュだ!

こんなにまっすぐ好きだってぶつかってくるクソ坊っちゃまに心を揺さぶられないはずがない。

卑屈で繊細な彼だからこそ、真っ直ぐな言葉が胸に届く。

ここのツグミちゃんもかわいかった。

こんな僕のために泣かないでくれの「済まなかった」はくすぐったかった。


好きだ、好きだ、って言葉にしてたら気持ちが溢れちゃって口づけしたくなる鵜飼ちゃん若い愛しい若い!!!!!

そして好きだ!ってキスを始めたら止まらなくなっちゃってもうわけがわからないまま進んでいく鵜飼ちゃん若い〜〜〜〜〜!!!

幸せな場面なのに「あぁ、もうくそっ…」ていうのが鵜飼ちゃんだね。自分の気持ちがわけわからないくらい加速している戸惑いに対して思わず出た言葉だね。

いやあ、意識の高い童貞はこれだから困るね。

ここでまさかCERODになるとはね。

わたしはここのキスでやめておいてほしかったけど、まあここで止められなくて青い感情が爆発してしまうのが鵜飼ちゃんらしいといえば鵜飼ちゃんらしいんだけど。

少年の瞳が大人っぽくなるのはいいことだけどね。ツグミちゃんのモノローグで清潔な汗って例えもとても鵜飼ちゃんらしいとは思いました。


欲望というものが今までなかった鵜飼ちゃんがこうして何か一つを切望するのは、それはそれで良いことなのかと思ったのでわたしはエロが好きじゃないけど鵜飼ちゃんが幸せだからもうそれでいいです。

(それにしてもこのシーン、アパートのみんな鵜飼ちゃんのこと気にしてただろうにそんな中呑気にCERODしてていいのか?と思ったの笑

レコードの音が聞こえるような壁薄で完全に声聞こえてるよね・・・まあこのルートはアパートのみんなが2人をお兄さんお姉さん目線で見守ってたから次の日赤飯とか炊いてくれそうだよね)


この後物語解決に向けていろいろあるけど、ここがこのルートの盛り上がりだったのでもう感想はかかなくていいかなw

あ、後日のスチルが膝枕というのも鵜飼ちゃんらしくてよかったな。


彼は真っ直ぐで清廉でまだまだ子供だけどこれから芯の通った強い男になっていくんだろうなと思いました。なんだろう、常に雉子谷目線?とかアパートのみんな目線でニコニコ鵜飼ちゃんの成長を見守ってました。

彼はまだ未熟で、自分を強く見せたがるけど、決して傲慢なわけではなく自分の弱さを誰よりも自覚しているので大丈夫でしょう(誰目線)

焦燥感で溢れている未完成な少年の初恋を堪能した〜〜〜〜うぅ、青い〜若い〜まぶしい〜!!!!!!