ぶっこみりこちゃん

乙女ゲームのネタバレ感想

下天の華感想

どうも、令和はンサーの道を歩んだろ!のてゃんりこです。

タイトルの通り、下天の華をプレイしました。

ハマりました、どれくらいハマったかというと、安土に行くくらいにはハマりました。

安土城跡とそこから望むであろう西の湖を見ました。

実際には近くを車で走っただけなのですが、高い建物がない田舎道から安土城があったあたりを見ると、なんとも言えない気持ちが胸に込み上げた。広くて青い空の中には雲と緑しかなく、数百年前にこの地で夢を灯した彼らを想った。


f:id:actizsm:20190709004322j:plain

これは車内から撮った安土城跡です。何も良さが伝わらなくて驚きです。


f:id:actizsm:20190709004406j:plain

安土城跡博物館の敷地内で撮った写真の方がよくて、少し安土が感じられるかもしれません。



私のド下手写真選手権はどうでもいいね。



下天の華、面白かった!


まず もうこれ500万回言ってるけど、キャスティングのセンスがドドドドドド良!

乙女ゲームであまり起用されないメンツがまず最高だし、イツメンもイツメンで最高だった。とにかく最高だった。

一人ずつ褒めてたら長くなってしまったのでやめておきます。

例えば、美しい暗黒微笑系のにいたまをサラサラ系声優ではなくのじけんを起用することで、いじらしさや少年ぽさがプラスされて変にエロキャラの声にならないのは最高〜!!!!て感じです。(まあにいたまはエロキャラ枠だったが)全員褒めれます!



金太郎飴なのは最初は残念に思ったけど、それぞれの男たちの対応が違っていて、それぞれの男らしくて、これもまた良いと思った。

確かに個別が長いのもいい、彼との特別な物語な感じがする。

でも、ヒロインにとっての大枠の運命は変えられない中 彼らがどう立ち向かうのかを見るのも楽しいと思えた。

罪の華エンドはまさにそれで、最後の最後までヒロインのとった行動は同じで、ヒロインに裏切られることになった彼らがどういう反応をするのか面白かった。

グッドエンドや彼らの普段の性格からは予想がつかない行動があって、そこにじんわりと仄暗さが広がっていてよかった。絶望だけでもなく、ただのバッドエンドでも、もちろん鬱とも違う。彼らの中にある自分でも気づいていないもう一つの顔を見ることができて面白かった。

特に面白かったのは、蘭丸 家康 秀吉で、蘭丸くんは清廉潔癖で手を伸ばすことすら躊躇っていたのに罪エンドではがっつりキスをしていたり、家康はまさか記憶消してまでそばにおいておく人とは思えなかったし、秀吉が自分の欲の為に彼女を縛り付けるなんてゾクゾクきた。三人とも本来の性格が尊敬されるような存在だから余計にだね。

信長の罪の華ほたるもだいすきだけど!



全体的な感想はここまでで、本題(信行ちゃん)に入る前に男たちそれぞれの感想。



信長:結婚したいよね


にいたま:萌え風速最大観測した。最高すぎてシャンパンコールしちゃった。上でも書いたけどのじけんとにいたまの相性抜群か〜!?!?!?!?!?!?

本来にいたまみたいなお仕置き系暗黒微笑タイプには萌えない女なんだけど、のじけんの声のよさと、全ての女が萌えたであろう看病イベントで萌えすぎて泣いた。ここで萌えない女おる???????????????おらん

どうにかして毎日風邪をひかせたい、毎日看病したいから琵琶湖に毎日漬け込む


秀吉:FD良!


蘭丸:私の好きな男!自己評価が正当で実直な魂のきれいな将来性のある美しい男好き!

もう理想を詰め込んでくれていた、こういう男はこうしてくれたら好きなのよ、という私の萌え癖を丁寧にあばいてくれた。

自分が認めた自分に到達するまでは告白をしてくれない男が好きなので解釈100%合ってて最高だった。信行ちゃんがいなければ間違いなく最萌えだったよ。


家康:好き〜!!!少女漫画しちゃった、チュ!


官兵衛:人気あるらしいけど、まじで?魅力全くわからんかったから教えてほしい。


半兵衛:好き〜!!!え、下天の華、好きな男溢れてる!好き!でも桜の中でしんでほしかった!な!


モモヂ:敵

檜山ボイスや〜ん♡最高♡とか思ってたけど、どう考えてもライバル。FDでは常に恨んでいた。信行ちゃんのことを深く理解していてぐやぢい(´༎ຶོρ༎ຶོ`)


ほたる:乙女ゲームの中でもトップレベルにすきなヒロインです!



♡ 信行ちゃん ♡


も〜〜〜ほんとにすきすきすき!すき!久々に出会っちゃったんだ、運命の人〜♡

赤髪・小物クズ・肩くらいの髪の毛・兄に対してコンプレックスをこじらせている・かわいそう・声もかわいい・育ちはいい・すき!すきな要素しかない!萌えしかない!

忍びだとわかった瞬間暴言吐いてきて恋した♪


でも、本編の信行ちゃんのルートなに?他の男たちにくらべてイベ数10少ないのもあって、ほんと恋愛イベおこらん!

もっとときめきがないと・・・琵琶湖デートさせてくれ・・・

他ルートで既に判明していたことを詳しくなぞっただけで、二人の心が近づく描写もとくにないまま、穏やかなグッドなっててハ???なった。

本編ならどう考えても罪の華エンドが正規エンドでしょうよ!


信行ちゃんに必要なのは、きれいごとでも、風を感じられなくなるほど遠くに連れていってもらうことでもなく、一緒に強風の中に閉じこもってくれる存在だと思った。

信行ちゃんグッドで腑に落ちなかったのはやっぱり6年の苦しみは簡単にはすくえないとおもうから。



簡単にそよ風になれるほど、信行ちゃんの闇は浅くないんだよ。 

一緒に落ちるだけでもダメで嵐のような苦しみの中で、さらに自分より苦しんで、自分しか求めるもののない人間が必要なんだよ。 

そこで初めて信行ちゃんは己の存在価値を見出せる。 


信長を殺すだけでもダメで、苦しみに誰かを引きずり落とさないといけないし、さらにその者を見下して自分が優位にたたないと・・・ だから罪の華エンドで信行ちゃんよりも心が弱い存在になって見下されてるほたる最高だった。


同じ場所まで落ちてきて、さらにその場所しかすがりつく場所のないほたるは、苦しみ続けた信行ちゃんの安らぎなのだと思った。

ほたるはこの関係は救いはないというけど、本当に救いはないのかな? 

6年苦しみ続けた風の音、自分だけの悪夢を同じように聞こえる相手がいて、共鳴する。 

これは信行ちゃんにとってはすごくハッピーエンドじゃないの!? 


グッドで信行ちゃん、今は信長がそよ風に聞こえると言っていたけど、本当なのかな?と思うよ 

信行ちゃんが本当に求めていたのは苦しみ続けていた風の音を一緒に感じてくれる人なのでは? 

風の音は共鳴して大きくなっているけど、信行ちゃんが、だからこそお前が愛しいんだ、というのが答えなのでは、、???

信行ちゃんが最終的に求めているものって風の音が聞こえなくなりたい、静かな場所で楽になりたい だと思うんだよね 

だからそよ風だとしても風の音がきこえるグッドエンドはグッドではないと思うんだよな。

一緒に風を感じて深い苦しみを実際に体感して、寄り添うことで共鳴して、そして最後はともに果てたい(静かに楽になりたい)というのが信行ちゃんの希望だと思うのよね・・・ 罪の華エンドの画像ひらくとこうして抱き合うと暗い荒野が見えるよ、願わくばそこでともに果ててくれっていうしね。


あのグッドエンドの後でも、信行ちゃんが苦しみ出して最後は心中してほしい 

信行ちゃんの苦しみは、光ではもはや救えんのよ。


信行ちゃんを本当の意味で救うのは、モモヂが信行ちゃんに声をかけたあのタイミングだったのでは?

あそこで信行ちゃんを信長から引き離して乱世から遠ざけなくてはいけなかったのではと思う。


この世界線では信行ちゃんのことを救えん!遙かなる時空の中で7せな!私が運命の上書きしたる!

と思ったけど・・・



私FDアンチなんです、物語はそこで終わるべきで、未来はしりたくないので。



でも、信行ちゃんFDめっちゃ良〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!



FD信長ルートの信行ちゃんは、心凪いでる風はもう吹いていないとかいいだして、ハ??????????????????????????なったけどね。

だってほたる何にもしてないのに信行ちゃんの心が穏やかになってるのってそれってもしかしなくてもモモヂ貴様・・・・・・



まあこのことは深く考えるとモモヂへの嫉妬の炎メラメラしちゃうので。


信行ちゃんルートよかったです。

本編で見ることができなかった二人の穏やかな時間を見ることができて。ところどころモモヂに勝てなくなりそうで悔しい思いをしたけど。


信行ちゃんは、本能寺をこえたらもうダメだと思ってた。

そこをこえてしまったら、彼の中ではもう風は吹き止まないと。

一生苦しむことになると思っていた。


でもFD時間軸で、本能寺をこえた信行ちゃんと出会うと、彼は廃人スタートだった。

すべて抜け落ちていて、なくしていて、折れてしまっていて、空っぽになった彼には風を聞く心も残っていなかったのだと思う。

まっさらになった彼は、本来の自分を取り戻しやすかったんじゃないかな。


f:id:actizsm:20190709004443j:plain

これが彼のすべてだと思う。目の前の花を愛で、匂いを感じて、語らう。

四季の移り変わりを隣で過ごしてくれる、そんな存在がいて欲しかっただけ。

信長と比べない、そのままの信行ちゃんを受け入れてくれる人が欲しかっただけなんだね。

信行ちゃんとの恋は燃えるようなものではなく、一緒に堕ちるものでもなく、ただ目の前の景色を共に美しいと感じることなんだと思った。



6年前にとばなくても、運命を上書きしなくても、自力でもう一度立ち上がることができる信行ちゃんに出会えたからFDというものもいいのかもしれない・・・とFDアンチの心が少し揺れ動いたのでした。



おわり